電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1997-09-01から1日間の記事一覧

「殺し屋&嘘つき娘」

「SCORE」などの俳優、小沢仁志が脚本、監督、主演。ビビアン・スー演じる娘のボディー・ガードを引き受けた小沢仁志演ずる殺し屋が主人公。タクシードライバーも絡み、逃走劇が始まる。全体として、小沢仁志の目指すハードボイルドのスタイルというモノは理…

「私たちが好きだったこと」

松岡錠司監督、宮本輝原作。岸谷五朗、寺脇康文が住む公団住宅に、酒場で知り合った鷲尾いさ子、夏川結衣が押しかけ男女4人の共同生活が始まる。不倫や不安神経症の現代的な悩みと愛情が交錯しドラマが展開。その結末もあまりに現代的、現実的。それぞれの…

「シャ乱Qの演歌の花道」

監督が滝田洋二郎だけあって、無難にうまくまとまっている。ほとんど期待してなかった分、楽しめた(「キャッツ・アイ」があまりにつまらなかったせいもあるけど)ロック・シンガーだった、つんく演じる乱之介。芸能プロにスカウトされるがそこはド演歌の世界…

「ジャングル大帝」

「もののけ姫」とぶつからなければ、もうちょっと親子連れも入ったと思うけど、実際、ガラガラでした(^^;)。このアニメのメイキングについてはよく知らないのですが、CGとか、オリジナルの「ジャングル大帝」の映像を使っているんですよね?最初のシーンの躍…

「キャッツ・アイ」

林海象が監督。「夢見るように眠りたい」が好きなので、この監督、諦めきれないんだけど、駄作も多い(^^;)。これは、その駄作の中でもワースト1かも(^^;)。まあ、とにかくダルい展開と、下手な演技を延々と見せつけられると、これは同時上映「シャ乱Qの演…

「ザ・ターゲット」- Shadow Conspiracy -

チャーリ・シーン、リンダ・ハミルトン主演。ハミルトンは「ターミネータ」ではいい感じだったのだけど、その後、あんまりいい役が無い。ま、本人自身、ちょっと花が無い気がするが残念。監督は、「カサンドラ・クロス」「ランボー・怒りの脱出」「コブラ」…

「フィフス・エレメント」- The Fifth Element - ☆

今や大監督になってしまった、リック・ベッソンの新作。大作ではあるけど、この映画は彼の中ではかなり特殊な位置になるんじゃないかな。非常に気楽に、遊び心を出して作っている。これを超大作のSF映画を望んで観に行ってしまうと悲しいかも(^^;)。ちょうど…

「釣りバカ日誌9」

「男はつらいよ」の無き後、年寄り向けの映画はこれぐらいしかなくなってしまったのだろうか。まあ、それなりに人が入っているのは、そのせいかな。安心して観られるし、出来はそれほど悪くないし、まあ、いいでしょう。ハマちゃんの奥さんは浅田美代子だし…

「素晴らしき日」- One Fine Day - ☆

四月にローマへ行った時に機内上映で観たのですが、その時にかなり気にいりました。機内上映では英語か吹き替えかしか選べないので、日本での公開を楽しみにしてました。これで合計三回観た事になるんですが、やはり面白いです。ラブ・ストーリとしてはお気…

「アナコンダ」 - Anaconda -

「山猫は眠らない」のルイス・ロッサが監督。「山猫…」もそうだけど、設定が十分に活かされないところが残念。凄く面白くなる可能性もあったのに。伝説の使い方とか不十分だし、最後の盛り上げ方とか常套手段過ぎるし。まあ、それなりには楽しめますが。巨大…

「OL忠臣蔵」

「夜逃げ屋本舗」の原隆仁が監督脚本。米国のバリバリのエリート(南果歩)が、日本の通販会社に乗り込み乗っ取りを図る。それを阻止しようと結束するOL6人。坂井真紀、細川直美、吉野公佳、中島ひろ子、井手薫、奥山佳恵。まあ、それなりにそれなりなんだけ…

「バウンド」 - Bound - ☆

インディーズ出身の監督なのかな、なんかあまり情報が無くて判らないのだけど、アンディ・ウォシャウスキー。監督、制作、脚本を一人でやっている所をみると、ほとんどインディーズ系と言ってもいいでしょう。ギャングの情婦と女泥棒の二人がレスビアンの関…

日陰のふたり

原作の英国の文豪トマス・ハーディ、有名なのは知っているけど今だ読んだ事ないです。恥ずかしながら。19世紀の英国、愛し合いながらも結婚してないために迫害を受けるいとこ同志の二人が主人公。この二人を巡る苦悩がメインストーリなんだけど、なんか悲劇…

「心の指紋」 - Sunchaser - ☆

マイケル・チミノ監督、制作。チミノの前作というと、「The Fugtive」じゃない「Desperate Hours」の方の「逃亡者」ですかね。もう7年も前になるんですが、ずっと作ってなかったんでしょうか。「心の指紋」もそれほど話題にはなってないと思うし。私はこの…

「マルタイの女」

監督の伊丹十三自身の経験から、マルタイ(身辺警護の対象者)の映画を作る気になったらしいけど…、どうも、いつもの綿密な調査による面白さが無い。映画としては詰まらなくても「スーパーの女」でも、内輪の知られざる情報的な面白さがあったのに今回はあまり…

「ボディ・バンク」- Extreme Measures -

不可解な死をとげた男の謎を追う緊急医療室(ER)の医師が主人公ヒュー・グランド。謎を追ううちに、調査に横槍が入り、見に覚えの無い罪を着せられ、大きな陰謀の臭いを感じる。まあ、よくあるパターンで新鮮味が無い。ジーン・ハックマンが悪役というのも新…