電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1997-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「新約聖書ものがたり」

ジャック・ミュッセ 船本弘毅監修 創元社。「旧約聖書ものがたり」と同じシリーズ。内容も似ているが、こちらは新約聖書について。ためになる。

「旧約聖書ものがたり」

ジャック・ミュッセ 船本弘毅監修 創元社。「聖書の読み方」と同じで、美術品を見るために聖書の知識を増やそうと思って買った。当時の文化、生活などの時代背景が図解されていてためになる。聖書の内容も、解説付きで判りやすい。

「猿岩石裏日記」

日本テレビ編 日本テレビ。

「猿岩石日記 PART2 怒涛のヨーロッパ編」

猿岩石 日本テレビ。PART1の方がまだ面白かった。

「猿岩石日記 PART1 極限のアジア編」

猿岩石 日本テレビ。猿岩石、好きじゃないんだけど、旅行記をたて続けに買い、「12万円で世界を歩く」を読むと、批判するにしても「猿岩石日記」は読んでおこうと思う。しかし面白くなかった。旅の内容はともかく、視点という物が欠落している。

「聖書の読み方」

北森嘉蔵(KITAMORI KAZOU) 講談社現代新書。ローマに行って、美術品を見ていても聖書の知識が足りない事を痛感して、読み始めた一冊。聖書の内容を説明するというよりも、どう読めばいいのかを教えてくれる本。ちなみに、ミケランジェロの「モーセ像」は出エ…

「映画でボクが勉強したこと」

清水義範 幻冬舎文庫。パスティーシュ(文体模写)の清水義範の映画関係エッセイ。サンデー毎日に連載されていた('92/4/19~'93/4/11)もの。しかし、つまらない。映画ファンと言っても、単なる映画ファンが映画について書いても面白い訳がない。面白い視点とい…

「12万円で世界を歩く」

下川裕治 朝日文庫。「アジアの旅人」、「アジアの誘惑」の下川裕治の出世作(?)。1988年から週間朝日に連載していたらしいが、その時はまるで知らなかった。とにかく12万円で世界各地に行く、この過激な貧乏旅行を一月に一回こなした体力は、ちょっと想像を…

「アジアの旅人」

下川裕治 講談社文庫。一月に読んだ「アジアの誘惑」の続いて、「アジアの旅人」を読む。特にテーマは無いが、色々な国の徒然なる話。中に出てくる旅人の戯れ歌が面白かった。金の北米女の南米耐えてアフリカ歴史のアジアなによりましなヨーロッパ豊かな青春…

「オンリー・ミー 私だけを」 ☆

三谷幸喜 幻冬舎文庫。面白かった。ここ数年で読んだエッセイの中の、ナンバーワン。「とらばーゆ」に連載していたモノが中心らしい。ともかく、三谷幸喜、愛すべきヘンな奴。ちなみに、「古畑任三郎」「王様のレストラン」の脚本家。八方美人ゆえに周りに迷…

「三十五歳たちへ。」

泉麻人 新潮文庫。泉麻人は四歳年上だけど、ほぼ同世代というイメージで、体験が似ている。そのエッセイとなると共感出来る所が多いので、面白かった。オタクな少年がオタクなオヤジになる様が、共感出来ます(^^;)。

「極楽イタリア人になる方法」

パンツェッタ・ジローラモ著 KKベストセラーズ。同じ出版社から出ている、「パスタとワインと豚のシッポ」が面白かったので探して読み始める。こちらも面白いのだけど、食べ物の話が多い「パスタとワインと豚のシッポ」の方が好き。今回は面白さとは別に、「…

「義務と演技」

内館牧子 幻冬社。映画化されたので読む気になった一冊。ストーリ的には、確かに映画そのままで追体験に過ぎなかった。「セックスレス」という言葉の奇妙さは面白い。誰が、この言葉を考えたのか。それ以前は何と言っていたのだろうか…。

「蛇を踏む」

川上弘美 文藝春秋。芥川賞受賞作。表題の「蛇を踏む」と、「消える」「惜夜記」の三作。それぞれ中編程度の長さ。純小説だけど、適度にファンタジック。エンデほどのファンタジーじゃないけど、村上春樹ぐらいのファンタジックさ。やはり、生活感からの妙な…

「スター・ウォーズ特別編」☆

もう20年たつのかという感慨の方が大きいけど、きちんと見直してみると今でも十分面白いので、ヘンな感動を覚えました。追加部分など、ある程度情報があったので、ちゃんと判りますが違和感はまるで無かったです。「ジュラシック・パーク」的な怪物のリアル…

「目撃」- Absolute Power -

クリント・イーストウッド主演、監督、制作。イーストウッド演ずる大泥棒が、ジーン・ハックマン演ずる米大統領の殺人現場を目撃してしまう。これだけでわくわくしてしまう設定で、予告を観て期待していたけど、予想以上に面白かったです。イーストウッドに…

「レリック」- The Relic -

期待していただけに、この映画には落胆(;_;)。ブラジルからの謎の生命体、進化生物学の博士、博物館に閉じ込められるVIPたち…面白い設定なのにまるで活かされてない。特に博物館という非常に面白い場の扱い方の陳腐さには参りました。ラストもひどい。スリリ…

「ロスト・ハイウェイ」- Lost Highway -

デビット・リンチ監督、「ツイン・ピークス」以来実に5年ぶりの作品。ストーリの説明は不要、というか不可能(^^;)。それぞれの解釈で観るべき映画でしょう。個人的には、あんまり面白くなかった。40分はほとんど展開もなくて退屈。40分過ぎあたりから、おお…

「トレインスポッティング」- Trainspotting - ☆

すでにロングランが30週間を越えるのは驚異的。半年は遥かに越えている。最初の頃は、あまりに混雑していて観られなかったけど、やっと観てきました。ドラッグ、それもヘロイン浸かりの青春映画、見方によっては「アメリカン・グラフティ」的な爽快さも持っ…

「われらの歪んだ英雄」- Our Twinsted Hiro -

韓国映画。監督はパク・ジャンウォン。予告編では思わなかったけど、最初の数分で、これは篠田正浩の「少年時代」か、と思いました。凄く設定が似ている。都会から田舎へ引っ越す、田舎の学校は優等生と思われている少年の独裁する世界、反抗するがやがて体…

「イゴールの約束」- La Promesse -

前評判は色々聞いていたんだけど…、ケン・ローチを継ぐものとか、ネロリアリズムの再来だとかなんとか。本邦初公開のダルデンヌ兄弟が監督。違法な海外労働者相手の商売の父親、イゴールは15歳。事故で死んだ労働者相手の約束が、タイトルの意味。その約束と…

「タイム・リープ」☆

監督が今関あきよし、主演が佐藤藍子。監修が大林宣彦。面白かった。今関あきよしは、前作の「すももももも」があまりに詰まらなかったので見る気はあまりなかったのだけど、監修が大林宣彦というのが気になってました。で、観たのですが、期待を遥かに上回…

「ピエタ」

3億円事件の犯人という男が大沢樹生、当時の姿そのままで現在の日本に戻ってくる。かつての仲間、撮影所の女性が絡み、新たな事件を計画する。しかし、3億円事件の犯人が当時の姿のまま戻ってくるなんて、わくわくする設定を作っておきながら、ストーリの…

「香港大夜総会 タッチ&マギー」

監督が渡邊孝好、脚本一色伸幸。SMAPの香取慎吾がカメラマン、岸谷五郎がルポライター。香港の黒社会の取材中に見つかってしまい、逃げ回るはめに。二人はナイトクラブに逃げ込むがそこでの歌手がヒロインのアニタ・ユン。アニタ・ユン自体、それほど好きじ…

「KOKKURI/こっくりさん」

ピンク四天王の一人(と言っても知らないんだけど)の瀬々敬久が監督。この映画が一般向けの第一作で、次が「雷魚」。「雷魚」は観て無いんですが、一般映画はこの2本だけかな?深夜ラジオの影響からこっくりさんを始める3人の高校生。そこから、過去への記…

「悪魔たち・天使たち」- Steal Big,Steal Little -

アンディ・ガルシアが一卵性双生児の二役、監督は「逃亡者」のアンドリュー・デイビス。性格がまったく異なる一卵性双生児が主役、広大な土地を遺産相続した弟はその自然や労働者を守りたがるが、兄はその土地をレジャーランドにしようと争いが始まる。アン…