2002-06-02から1日間の記事一覧
スティーヴン・キング 白石朗著 文春文庫時間をテーマにした、「Four Past Midnight 」の後半部分の二作品、「図書館警察」と「サン・ドック」を収録。前半部分は、「ランゴリアーズ」、「秘密の窓、秘密の庭」の二作で「ランゴリアーズ」に収録してある。「…
篠田節子 実業之日本社。篠田節子は「妖櫻忌」を読んで、ちょっと物足りなさを感じたので他のを借りてみる。…しかし、題名からして当然ホラーと思ったが、まってく違った(マヌケ)。すべてはケースワーカーの話で、福祉事務所を舞台とする辛辣な、底辺の人々…
船瀬俊介 築地書館。「9坪ハウス狂想曲」を読んで、ちょっと他の住宅モノも読みたくなった。「こんなマンションに騙されるな」なんてのは読んだことあるけど、住宅建築業界自体の実体(裏事情)を知りたい。内容的には日本の住宅問題としてのシックハウス、大…
ロビン・クック 林克己訳 ハヤカワ文庫。地質調査のため大西洋の海底で掘削作業中、ベンシック・マリン社社長バーグマン、女性海洋地質学者スーザンは海底火山の調査中に制御を失い行き着いた地で、地底で高度な文明をもつインターテラ人に出会う…。医学サス…
スティーヴン・キング 白石朗訳 アーティストハウス脳卒中で倒れた母親の元へ向かうため、ヒッチハイクをするメイン州立大学のアランの恐怖の体験…。2000年にe-Books形式でのみインターネット販売された中編の翻訳。中編と言っても普通のキングのは充分に長…
佐々木節 立風書房。行きたい国のひとつモンゴル、それについての本は思ったより少ない。この本はタイトル通りに国土、風土、人口、首都、歴史、風俗、暮らし、住宅、食、家畜、言葉その他についてまとめてある。なかなか面白い。特にゲルの内部や、そこでの…
読売新聞社横浜支局 アドア出版。読売新聞神奈川県版で連載された「落地生根-横浜中華街」に加筆、修正、再編したもの。横浜中華街の華僑の人々、90年前の移住から始まるチューピアノ、各料理店の話や、二世三世の暮らし、などなど。中華街の隣で育ったので…
スティーヴン・キング 白石朗訳 新潮社
スティーヴン・キング 白石朗訳 新潮社映画「アトランティスのこころ」の原作ではあるが、映画になっているのは上巻の部分だけ。上巻は「1960年黄色いコートの下衆男たち」で映画となった部分。子供時代のボビーとキャロル、サリー・ジョン、そして謎の老人…
ナンシー関 朝日文庫。ナンシー関は、2002年6月12日、午前0時47分、虚血性心不全のため逝去。追悼のためにエッセイをまとめた「小耳にはさもう」を読む事にする。「週間朝日」に1993年1月から連載されていたコラムをまとめたもの。貴花田、千昌夫、きんさん…
ジョー・R・ランズデール1930年代、テキサス東部の片田舎。暗い森に迷い混んだ11歳のハリーと妹のトム、体を切り刻まれ、イバラと有刺鉄線で木の幹にくくりつけられた黒人女性の死体を発見する。理髪店店主で治安官である二人の父ジェイコブは捜査を開始する…