電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2004-10-23から1日間の記事一覧

「非情のオブジェ-現代工芸の11人」

Art

東京国立近代美術館工芸館。「木村伊兵衛」のついでに観た。ダンテ・マリオーニのガラスの迫力は凄い。あと、高橋禎彦「花のような」のポップさも好き。ここは元旧近衛師団司令部庁舎で煉瓦造り二階建て、1910年竣工の貴重の建物。内部も当時の面影があって…

「木村伊兵衛展」

東京国立近代美術館。木村伊兵衛はライカでしか撮れない写真を探ったが、開発者としてデジカメでしか撮れない写真って何、と考える上で非常に勉強になる写真家。昭和初期花王石鹸の広告や同人「光画」の実物は珍しかったが、全体に木村伊兵衛を知るには余り…

「予言」

鶴田法男監督。原作はつのだじろう「恐怖新聞」。元の設定を家族愛でうまく置き換えているし、原作の掟破り(不条理?)な最終回も上手く取り入れている。ラストは上手い。それなのに冗長で退屈なのは物語を引っ張る軸が欠けているからだろうか。三上博史はいい…

「感染」

落合正幸監督脚本、経営破綻の病院、人手も薬品も不足、疲労困憊、医療ミスと面白い設定だし、役者も佐藤浩市、高嶋政伸と悪くないのに何故にこれほど退屈なのか。落合正幸の「パラサイト・イヴ」「天使の牙」も詰まらないが、さらにワンランク下、お化け屋…