電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

PowerMac G5 2G Dual & 20 Cinema Display

Mac

到着。G4からのデータの移行を、FireWireを使って「設定アシスタント」で行ったが、これが鮮やかにデータ、設定をすべて移してくれて感動的。再起動したらまるで同じに動いてくれた。途中のファイルサイズの計算(マイナスの数値)、コピー時間(10倍ぐらい違っ…

「こわしや我聞」(1)

表では解体業、裏では政府の依頼の解体、破壊を行う「こわしや」。主人公は高校生、同級生が秘書で、さらに仙術使い。盛り沢山だけど詰め込みすぎで消化不足。ちょいと子供向け。田辺イエロウの「結界師」みたいと思ったら、やはり同じ少年サンデーか。以降…

「写真の読みかた」

名取洋之助は、高校時代に読んだ「組写真のつくり方」以来かも。この本は有名ではあるが、今まで読んだ事無かった。後半の経歴、組写真の実例などよりは概論的な(I)の「写真の読みかた」がやはり面白い。抽象表現の難しさ、それゆえのコミュニケーションの混…

「風景を創る 環境美学への道」

中村良夫。2003年「NHK人間講座」で放送された「風景を愉しむ 風景を創る~環境美学への道」のテキストを元にしている。回遊庭園や都市の景観の各論も面白いが、概論部分の景観の考え方が面白い。特に画角での捉え方、名刺10°x17°、腕時計の文字盤5°x5°、東…

「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」

1000円均一、平均年齢60歳以上、満席、終了後拍手、かなり受けがいい。私もかなり面白かった。監督の朝原雄三はこのシリーズは二本目。前回は手慣れていなかったが、今回は松竹喜劇に人情劇を上手く入れている。物語に小津安二郎の「麦秋」を盛り込み、原節…

「マッキントッシュ・ハイ」

山川健一。1996年の本、Macに出会って惚れ込んでしまって…という本で、余りに気恥ずかしくて(?)、当時は読む気がしなかったのだけど、今の時代に読むとちょっと面白いかなと思い読み始める。内容的には予想通り、懐かしさ半分、気恥ずかしさ半分。出てくる死…

「硝子のハンマー」

貴志祐介。「青の炎」から四年半、密室殺人のトリック主体の本格ミステリー、防犯コンサルタントの探偵となかなか面白い設定。トリック自体は意外と言うよりは、単純に面白かった。このトリック自体を洗練させればいいのに、成立させるための周辺に懲りすぎ…

「ああ探偵事務所」(6)

関崎俊三。単純に面白くはあるけど、推理路線はほとんど無くなってしまって寂しい。ほとんどお笑い路線か。弟の直樹君がいいキャラでしたが。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592133196/

「D-LIVE」(7)

皆川亮二。人気あるのかなあ、と毎回心配にさせられるが今回も面白かった。ついにロールスロイス・ファントムの登場とは…ファントムといえば「深夜プラス1」でもIIが活躍したな。ところで、猿の親分、凄すぎじゃないか…(^^;) http://www.amazon.co.jp/exec/o…

「LOVERS」- 十面埋伏 -

チャン・イーモウ監督。「HERO」(id:zom-1:20030927#p2)に比べ余り技巧に走らなかったのがいい。牡丹坊の戦いからの最初30分の完璧主義者らしい絵作りは圧倒的、素晴らしい。その後は予算も足りなくなったのか迫力不足かも。チャン・ツィイーは全体に良いが…

「グッゲンハイム美術館展」

Art

Bunkamuraザ・ミュージアム。「モナリザ・スマイル」で使われたジャクソン・ポロック、「グッゲンハイム美術館展」でポロックが来ていた記憶があったので、映画の記憶が新鮮な翌日に観に行く。ポロックは「ふたり」1945、「割礼」1946でポアリングを使わずキ…

「モナリザ・スマイル」- Mona Lisa Smile -

全体に悪くは無いけど、エピソードのつながりが悪く、最後もまとまりに欠ける。そんな悪い部分まで「今を生きる」(この邦題まったくヒドイ、「Dead Poets Society」)の女性版になってしまっている。ジャクソン・ポロックの絵を見つめるジュリア・ロバーツの…

「リアル鬼ごっこ」

山田悠介原作、杉山敏。モダン・ホラーな設定は興味を引かれるが、展開も粗く深みが無い。その上に画が余りに下手過ぎ。これを文庫本化したのは大した勇気だと思う。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344803833/ ↓ 原作。山田悠介は、期待のモダ…

「薬師寺涼子の怪奇事件簿魔天楼」

田中芳樹原作、垣野内成美。田中芳樹も好きじゃないので原作も読んだ事無いけど、イマイチ。警察キャリアで高飛車でお色気なキャラは「警視正大門寺さくら子」を連想させるが、あそこまで弾けて無いし(路線が違うが)、オカルトな味付けは中途半端な感じがす…

「サイコドクター楷恭介」(3)

オキモトシュウ、亜樹直。リストカット、ひきこみりと現代的なネタを扱っているのがいい。その解決は余りに鮮やか過ぎて、リアル感が無いかもしれないが。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063289680/

「臨床心理士聖徳太一」(1)(2)

香川まさひと、松村陽子。自ら過去に傷を持ち、背中に彫り物を入れた臨床心理士が、鮮やかに心の問題を解決していく。話としては結構面白く、聖徳太一の過去の作り方も上手い。展開が速くてちょっと深みが足りない感じはするが。ちょっと「サイコドクター楷…

「誰も知らない」

是枝裕和監督。実話を元にしたという余りに切ない物語であるけど、大きな事件も起こらない淡々とした展開が、さらに切なさを増加する。その感情を一手に引き受ける柳楽優弥は、無心の演技ながら大したもの。映画は感情を押し付ける事なく終わる。是枝監督、…

「横田基地友好祭2004」

8/21,22に開催。久しぶりで、911以降は初めて。「華氏911」を観てから米軍基地というのも妙な感覚だけど、「華氏911」は反ブッシュ政権であっても、反米でも反米軍でも無いからいいか。相変わらず米国人は陽気で、菓子は甘く、肉は固い(食べてないけど、多分…

「華氏911」- Fahrenheit 9/11 -

マイケル・ムーア監督。ジョージ・ブッシュ主演?。米国が、イラクが、世界がなんでこんなになっちゃったのという政治的視点で見ても面白いし、単純に映画としても上手い。映像の質は悪いが編集技術は見事で2時間飽きさせない。熱い取材の割に、ジャーナリズ…

「マンガ金正日入門-北朝鮮将軍様の真実」

李友情。キム・ジョンイルの生い立ち、子供時代、権力闘争などなどを反北朝鮮の立場から描く。内容的には豊富だが、まとまりが無く、絵も下手。裏付けもよく分からないのが残念。漫画だから手っ取り早く概要が分かるかと思うと、分厚いし、内容も散漫なので…

「本当の戦争」

- Waht Every Person Should Know About War - Chris Hedges クリス・ヘッジズ。副題「すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄」 単純に言えば、戦争のFAQ。著者は前線記者で、反戦/好戦の立場でも無く平等な視点で書かれている。それでも読めば入…

「ホムンクルス」(3)

山本英夫。展開があまりに遅い気がするが、面白くなる予感は強い。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091870732/

「GANTZ」(14)

奥浩哉。GANTZの外の戦闘、吸血鬼(?)と余りに異なる展開に唖然…終わりに向かっての疾走なのか、新たな展開を狙っているのか…。物語全体の姿勢としては、逆にポジティブになっているような気がする。今回、オジさんの活躍がいい味だしてる。 http://www.amazo…

「スパイダーマン2」- Spider-Man 2 -

サム・ライミ監督。今回はアクションは少ないが、その分、ヒーローの苦悩や葛藤がメインになっているのが面白い。それを表情だけでそれを出せるトビー・マグワイアは抜擢しているのはやはり正解。しかし、あんなに顔がバレてしまっていいのだろうか。3への展…

特別展「プロジェクトX21~挑戦者たち」

放送内容そのままをパネルにして、放送録画を流して、ちょっとした展示品を置いた、かなりお手軽な「特別展」。番組のダイジェストを見た方がマシかも。番組「プロジェクトX」自体は嫌いじゃないけど、あまりに懐古主義過ぎる。現在の日本の技術レベル低下に…

「ぼくセザール10歳半1m39cm」

リシャール・ベリ監督脚本。淡々とした一人称の語り口と視点は「アメリ」を連想させるモノがあるが、タイトル通り、それが10歳という点がポイント。10歳の生活や視点や悩みはなかなか面白い。盛り上がりには欠けるが、最後にはそれなりにまとまって、いい後…

「疾走するファイバー展」

日本科学未来館の特別展。オリンピック用水着から人工臓器、光ファイバー、F1カーまでの応用を見せているが、単純に見せられるだけじゃニュースと同じ。水着の繊維で水の抵抗が減るなら、実験して見せて欲しい。有料なのが信じられない。会場の内装のナイロ…

「日本科学未来館 MeSci」

気になっていたが開館3周年になって初めて行った。体験出来る科学博物館のコンセプトは楽しいし、説明も丁寧だが全体にコンテンツ不足な感じ。遊び感や、アート感が無いのも寂しい。楽しみにしていたドームシアターガイアは満席で見られず。ちょっと上映回数…

「ソニー・エクスプローラサイエンス」

お台場メディアージュにあるサイエンス・ミュージアムがリニューアルしたというので出かける。個人的には電子技術を使っていない方が楽しい。視覚ネタは得意なので、触感ネタが新鮮。ベルベット・ハンズ、ホット・コールド・コイルが不思議な感覚だった。170…

「ワンピース」(34)

尾田栄一郎。空島編がやや冗長、その後の展開はアニメとコミックで分れたが、コミック版はちょっと子供向きか。船大工というキーワードがありながら、見えてこない新メンバー。そしてメリー号の今後は気になるかも。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/AS…