2005-09-08から1日間の記事一覧
パルコミュージアム(渋谷パルコ3)。ムットーニこと武藤政彦、自動人形とは単純に言えない物語性が魅力。幻想的なデザインもいい。展示数は少ないながら内容的にはかなり面白かった。ただ展示の仕方があまりにお粗末。暗くあるべき所が明るく、明るくあるべき…
東京都写真美術館(http://syabi.com/)。第2部の続き、1937年日中戦争から、戦中のプロバガンダの道具と化していくフォトジャーナリズムの苦悩。そして戦後へ。今回は日本だけが対象、写真家12人。小石清「半世界」(ディストーション)、河野徹、木村伊兵衛、…
東京都写真美術館(http://syabi.com/)。ブラッサイ(ジュラ・ハラース)のポンピドゥーセンター(http://www.cnac-gp.fr/)のコレクション。有名だから「カフェの恋人たち」とか数点は知っているけどまとめて見た事は無かった。リアリズムと演出のバランスがよく…
桐野夏生、「OUT」以来久しぶりか。平凡な主婦・関口敏子58歳、心臓麻痺で夫・隆之63歳を突然失う。息子は8年ぶりに米国から帰って来て同居をせまり、30過ぎ独身の娘も巻き込み相続問題がおこる。そして残された夫の携帯電話から夫の新たな秘密を知る事にな…