電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「タイ式」

矢崎葉子。タイの若者たちがビジネスで成り上がっていくタイ式ドリームのドキュメント…だと思っていたらかなりシビアな内容。海老養殖のバブルと、その崩壊が詳細に描かれている。稚エビの養殖場=ファーム・グン(グンは蝦)、稚エビ→生体エビの養殖場ナー・…

「人形霊」

チョン・ヨンギ監督。森の奥深くの人形ギャラリーにモデルとして招待され5人、彫刻家ヘミ(キム・ユミ)、高校生ソニョン(イ・ガヨン)、写真家ホン(イム・ヒョンジュン)、男性モデルのテスン(シム・ヒョンタク)、暗い少女ヨンハ(オク・チョン)、やがて隠された…

「マルチュク青春通り」

ユ・ハ監督。1978年、軍事政権下の1978年、マルチュク通りにある高校に転校して来たヒョンス(クォン・サンウ)は、バスで見かけた少女ウンジュ(ハン・ガイン)に一目で恋に落ちる…。なんと言っても、1976年生まれのクォン・サンウはじめ、ウシク(イ・ジョンジ…

「星になった少年 Shining Boy and Little Randy」

河毛俊作監督、坂本小百合原作「ちび象ランディと星になった少年」。両親が経営する動物プロダクションで暮す小川哲夢(柳楽優弥)は、子象のランディと出会った事から日本初の象使いになろうと、タイの訓練センターへの留学を決意する…。柳楽優弥の「誰も知ら…

「アイランド」- The Island -

マイケル・ベイ監督(「アルマゲドン」)製作。近未来、世界の中で唯一汚染されていない楽園の島アイランドへの抽選を待つコミュニティ。気妙な悪夢に悩まされるリンカーン(ユアン・マクレガー)がコミュニティに疑問を抱く中、恋人のジョーダン(スカーレット・…

「HINOKIO」

秋山貴彦監督原案VFX。交通事故で母を亡くしたショックから部屋に閉じこもるサトル(本郷奏多)は、父(中村雅俊)が開発しているロボットの遠隔操作により代理登校を始める…。全体に色々エピソードを詰め込み過ぎで、そのどれもが消化不良ですっきりしない。世…

iSync 2.1 →702NK

(もう一週間以上たったけど)iSync1.2から、iCalのデータを702NKへ同期出来るという事で、しばらく調べてなかった702NK関係を調べる。Mac上のsis解凍にはUnsisを使っていたが、UnsisPyの方が安定的という事で移行。さらにS60Ziを702NKに入れておけば、SendVia…

演劇ワークショップ

柔軟、ポートボール風バスケでウォーミングアップ。本題は、モノの名前を10秒間のジェスチャーでリレーしていく。後半難しいモノは 20秒。モノは、顕微鏡、ちゃぶだい、パトカー、タケノコ、車椅子、プラネタリウム、ドイツ人、冷やし中華、ライフセーバー、…

世界文化遺産写真展「アンコールと生きる」クメール文明の今

BAKU斉藤、東京都写真美術館。アンコールワットは一度は行きたい所なので興味十分。EPSONの出力のプリントはでかくて迫力はなかなかあるのだが、当たり前な写真ばかりで新鮮さは無い。しかしプリントのコントラストが高すぎ無い?クメールの人々の写真は、あ…

「世界報道写真展2005」

東京都写真美術館。スマトラ沖地震の津波、ロシアでの小学校占拠 中東情勢などなど、不安な世相を反映して今回はトーンがかなり暗く感じた。悲惨な情景よりは、悲惨な情景の前で悲しみにくれる心情を見るのはかなり辛い。重い写真が多い。報道写真としてのク…

「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第2部 創造」

東京都写真美術館開館10周年特別企画展、第一部「誕生」(id:zom-1:20050520#p4)の続き。19世紀後半から1930年代、第二次世界大戦に入る前までの写真の変遷。ピクトリアリズム(絵画主義)から自然主義、ストレート写真、さらにバウハウスのデザインとしての写…

「安全な温泉 あぶない温泉」

中沢克之。著者は、温泉衛生コンサルタント。2002年7月宮城県向サンパーク温泉でのレジオネラ菌集団感染で300人近くが感染、7人死亡の事故など温泉の衛生問題が表面化した。内容の半分は著者の会社の消毒日記。循環式風呂の具体的構造(側壁吐出・底面環水方…

「ハインズ博士「超科学」をきる 臨死体験から信仰療法まで」

テレンス ハインズ。疑似科学批判の内容、幽霊話、死後の世界、精神分析(フロイト批判)、UFOの物証、UFO誘拐事件、心霊治療(心霊手術、ルルドの泉)など。目新しい話が少なかった、文章はイマイチ面白く無い。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475…

「火の料理 水の料理」

木村春子。中国料理全般の本、基本的な所から専門的な所までかなり面白い。深い知識と経験に裏打ちされている。火の料理、水の料理とタイトルに集約されている様に食文化的な背景の考察がよくまとまっている。火と水、ソロの美しさとハーモニーの美しさ、視…

「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」

実相寺昭雄監督、京極夏彦原作。昭和27年の東京の夏、雑司ヶ谷の久遠寺医院の娘、梗子(原田知世)が20ヵ月もの間妊娠、夫は密室から消えてしまったという噂が世間を騒がす。小説家の関口(永瀬正敏)は、京極堂こと中禅寺秋彦(堤真一)に相談を持ちかけ、薔薇十…

「ダニー・ザ・ドッグ」- Danny the Dog -

ルイ・レテリエ監督(「トランス・ポーター」)、リュック・ベッソン脚本、ユエン・ウーピン格闘演出。高利貸のバート(ボブ・ホスキンス)に子供の頃から犬の様に訓練され、首輪を取ると戦闘マシーンと化するダニー(ジェット・リー)。ダニーは取り立て先の倉庫…

WIRELESS JAPAN 2005

東京ビックサイト。凡庸なケータイネタにちょっとWiFiという状況が数年続いてた。今年はIntelとYOZANのWiMAXが具体的で面白い。特にYOZANはPHSの基地局を押さえていて、2005年末よりサービスイン。基地局端末ProSTも展示されていたが、室内設置端末のEasyST(…

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」- Star Wars:Episode III- Revenge of the Sith -

ジョージ・ルーカス監督脚本。クローン戦争が激化、グリーバス将軍に拉致されたパルパティーン最高議長を救出すべくアナキン(へイデン・クリステンセン)とオビ=ワン( ユアン・マクレガー)が追う…。アニメ「スター・ウォーズ クローン大戦 Vol.2」のちょうど…

「逆境ナイン」

羽住英一郎監督(「海猿」)、島本和彦原作。全力高校野球部のキャプテン不屈闘志(玉山鉄二)は弱小野球部を廃部から救うために、校長(藤岡弘、)に甲子園行きを誓い、まずは春の優勝校、日の出商に練習試合を申し込む…。島本和彦を映像化するなら、かなりのハジ…

「マラソン」

チョン・ユンチョル監督(デビュー作)。自閉症だが走るのは得意なチョウォン(チョ・スンウ)、その母キョンスク(キム・ミスク)はフルマラソンに挑戦させようと、酒びたりのソン・チョンウク(イ・ギヨン)にコーチを頼む…。2002年、自閉症を乗り越え19歳でフルマ…

演劇ワークショプ

柔軟、最初は形態模写。3,4人のグループで10秒で作る(id:zom-1:20050610#p1と同じ)。お題は、箱ティッシュ、やかん、三輪車、メロン、ふとん、下駄、ヘリコプター、トラック。10秒間でまとめるチームワーク、形態のイメージ化が難しい。3人より4人は難しい…

Exilim P505で再生出来る動画をMacで作る

emonkid氏によると↓"ffmpeg -i 入力ファイル -f avi -s 640x480 -vcodec mpeg4 -vtag M4S2 -b 4000 -acodec adpcm_ima_wav -ar 44100 -ac 1 -ab 177 出力ファイル"で出来るAVIをExilim Pro EX-P505に戻してやると、カメラ上で再生出来る動画が出来るそうなん…

「オープン・ウォーター」- Open Water -

クリス・ケンティス監督脚本撮影編集、ローラ・ラウ製作撮影。久々の休暇を取ったダニエル(ダニエル・トラヴィス)とスーザン(ブランチャード・ライアン)はダイビングを楽しんでいたが、海の中に置き去りにされてしまう…。サンダンス映画祭で注目された、いか…

「お医者さんが書いた住まいの本」

服部芳樹(耳鼻咽喉科)、伊藤英門(建築家)。アレルギー(ダニ、花粉)、アトピー、シックハウスなどの病気を通して家を考える。ダニ、ホルムアルデヒド、花粉、建材、換気などの調査は詳しい。実践としては、自然素材の「ぎふの木の家」、太陽を有効利用するOM…

「フライ、ダディ、フライ」

成島出監督、金城一紀原作脚本(「GO」)。娘に怪我を負わせた高校生ボクサー石原に復讐するため、平凡なサラリーマンの鈴木一(堤真一)は高校生の舜臣(スンシン、岡田准一)に特訓を受ける事になる…。金城一紀の原作脚本は芯がしっかりしていて見ごたえがある。…

「バットマン ビギンズ」- Batman Begins -

クリストファー・ノーラン監督。ゴッサム・シティの大富豪の両親を強盗に殺されたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は、犯罪心理を知るために自ら犯罪を重ね、刑務所で出会ったデュガード(リーアム・ニーソン)の導きでヒマラヤの奥地"影の同盟" へ向…

「ヴィジュアル時代の発想法-直感をいかす技術」

手塚眞。タイトル通りの発想法としての内容を期待してはいけない、手塚眞という人間を知るにはちょっと面白い。手塚眞の印象は、父・手塚治虫という存在の重圧、映画「星くず兄弟の伝説」を作るが評価されず(戸川京子はよかった…RIP)、映画人としては成立出…

演劇ワークショップ

柔軟、ポートボールでウォーミングアップ。本題は、一人が歩き、他の人は歩く人の両足、両膝、両手、頭を棒でトレースする。つまりは手動モーションキャプチャ。しかし、コツが判ると人による歩き方の微妙な違いが判るし、その人が大きくなった時、小さくな…

「あぶない脳」

澤口俊之、スパスパ人間学の脳関係でコメントをよくしていたので顔は知っていたが、本を読むのは初めて。スパスパに出るだけあって、文章も軽め、おっさん臭いギャグセンスが寒い。あぶない脳を、脳科学的に考察する本のはずだが、論点はズレっぱなし。読み…

「宇宙戦争」- The War of the Worlds -

スティーヴン・スピルバーグ監督、H.G.ウェルズ原作。レイ(トム・クルーズ)と娘レイチェル(ダコダ・ファニング)、息子ロビーとの面会日に異変は始まる…不気味な嵐と雷、電気機器はすべて停止し、地中から出現したマシーン"トライポッド"により街が破壊されて…