電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2006-01-09から1日間の記事一覧

「寿命の不思議-120歳への可能性」

トマス・ムーア。石器時代の平均寿命は15歳だが現代では80歳、寿命はどう変化し、なぜ人類の寿命は伸びているのか。肥満、高血圧、コレステロールの嘘など…。内容が散漫…120歳への可能性の結論を教えてくれ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198…

「ブームはどう始まりどう終わるのか」

中川右介。著者は「カメラジャーナル」を出していたアルファベータの社長兼編集長。クラッシックカメラブームの自分の失敗体験の軸にし、たまごっち、ボウリング、角川映画などを例にあげているが、ちょっと一般論的過ぎかも。ヒットは仕掛けられてもブーム…

「新人類、親になる!」

三浦展。連続して読んでいる三浦展でも、今度は自分の世代の新人類モノ…だと思ったが、新人類よりはより広い世代論。友達親子、郊外世代、コンビニマザー、サブカルの時代、ニュータウンの息苦しさ、など共感出来る部分は面白い。 http://www.amazon.co.jp/e…

「キッパリ!-たった5分間で自分を変える方法」

上大岡トメ(http://www1.ocn.ne.jp/~tomesan/)。大ベストセラーだけど、確かに面白い。靴を揃える、処分したい新聞雑誌は中身を見ずにまとめる、姿勢を良くする…単純であるだけになるほどと思わせる。「天高くコブシを突き上げるポーズ」=テンコブポーズが一…

「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」

黒川伊保子(http://www.ihoko.com/)。感性分析の中でも語感分析による、「ことばの音」による効果を解説。最初はかなり面白いが、その後の展開とまとめ方は学術でも無く、かなり雑。ラマチャンドランが「脳のなかの幽霊、ふたたび-見えてきた心のしくみ」(id…

「前川國男建築展 モダニズムの先駆者生誕100年」

東京ステーションギャラリー。まとめて観ると戦前から戦後復興、経済成長の背景と前川國男の歴史が分かって面白い。ル・コルビュジエ作「ガルシュの家」に衝撃を受けた初期の方が個人的好み。江戸東京たてもの園にある、前川國男建築邸が一番好き。この終了…

「輪廻」

清水崇監督。1970年にあるホテルで起きた大学教授による大量無差別殺人、それを映画化しようとする映画監督の松村邦夫(椎名桔平)はキャストの杉浦渚(優香)らを、実際の現場へ連れて行く…。プロデューサーが一瀬隆重で期待ゼロだけど、清水崇ならまだマシな方…