電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2006-05-05から1日間の記事一覧

「稼ぐが勝ち」

堀江貴文。「100億稼ぐ仕事術」に続いて読んでみたが、こっちはトンデモ度がパワーアップ。後付けでの成功理論、自慢などがごちゃ混ぜ。読み物として面白く無い(細部を本人が書いているとは思えないが)。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/43347838…

「100億稼ぐ仕事術」

堀江貴文。ライブドア元社長によるビジネス書。ライブドアショックを機会に読んでみるが、内容は意外にまとも、情報の管理、金、人脈、情報、人、会議など、ごく普通のビジネス書みたいな感じ。ま、これで100億稼げたら苦労しないけど。アップルリンクの仕事…

「サウス・バウンド」

奥田英郎。中野の小学校六年生の二郎の父は元過激派の闘士で今は自称小説家、小四の妹の桃子と喫茶店を経営する母が家族。二郎は友達とともにカツという不良中学生に絡まれるが…。魅力的な人物像、痛快な展開、子供の視点も楽しい。第一部は東京、第二部は西…

「スッキリ! たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法」

上大岡トメ。スッキリと全部が二番煎じな内容。「キッパリ!」だけ読めば十分でしょう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344010655/

「空中ブランコ」

奥田英朗。伊良部総合病院の地下、精神科医伊良部の元に来る患者、空中ブランコが上手くいかないサーカス団員、先端恐怖症のヤクザ、ノーコンのプロ野球選手たち…。映画(未見)にもなった「イン・ザ・プール」(未読)の続編(後で知った)。優秀なのか無能なのか…

「深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海」

沢木耕太郎。2,3回読み返しているが、薄さも内容も丁度いいので北海道旅行まで持って行く。何度読み返しても臨場感有るし、新たな発見がある。行った事があるトルコ(2000年)が一番面白いが、やはりパムッカレを飛ばして移動しているのは勿体ない。読み返して…

「寝ながら学べる構造主義」

内田樹。構造主義の入門書としては極めて分かりやすい。マルクス、フロイト、ニーチェの構造主義前史の「地ならし」、始祖ソシュール、四銃士フーコー、バルト、レヴィ= ストロース、ラカンなどなど。あとがき、ストロース「みんな仲良く」、バルト「言葉使…