電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2008-07-04から1日間の記事一覧

「3語で9割通じる英会話」

デイビッド・セイン。色々な局面での簡潔な表現の様々。かなり役に立つと思う、ただし役に立てる局面があれば。読んだだけでは役に立たない。著者は「その英語、ネイティブにはこう聞こえます」を書いた人。 http://www.amazon.co.jp/dp/4413041925/

「安原製作所回顧録」

安原伸。京セラから独立し世界最小のカメラメーカー安原製作所を起ち上げた著者。中国のカメラ工場を使い、機械式レンジファインダーカメラ「安原一式」を作りあげ、2号機「秋月」を完成させる…。安原製作所の心意気に感動して、すぐ予約した安原一式ユーザ…

「憑神」

浅田次郎。時は幕末、婿養子に行った先から離縁され兄夫婦の家に居候する次男坊の別所彦四郎は、向島の三囲稲荷と間違え三巡稲荷に神頼みしたために災いを呼び寄せる…。同名映画(id:zom-1:20070714#p1)の原作。比較的、映画と同じイメージ。浅田次郎の文章は…

「キレる大人はなぜ増えた」

香山リカ。自分は正しいと公共の場で居丈高に振る舞い大人たち、クレーマー、モンスターペアレント、暴走老人、ウェブ炎上などを精神科医の視点で分析する…。読みやすくはあるが、網羅されているとは言えないし深い洞察も無い。キレる大人のニュースを読んで…

「滝田ゆう傑作選「もう一度、昭和」」

滝田ゆう。「寺島町奇譚」(げんまいパンのホヤホヤ/花あらしの頃/ぬけられます/カンカン簾)、「泥鰌庵閑話」(きつねあざみ/いま来たこの道…/新宿流し唄/スズメ/ビニールおじさん/夕空晴れて/カストリゲンさん)、「滝田ゆう歌謡劇場」(男の純情/別れ船/リン…

「リッツ・カールトン20の秘密~一枚のカード(クレド)に込められた成功法」

井上富紀子、リコ・ドゥブランク。ある講演で感動した著者が、59のすべての世界のリッツ・カールトンに宿泊する事を決意。顧客視点でのリッツ・カールトン流のサービスの秘密…なんだけど、秘密はまるで分らない。ブログみたいな文章なのもイマイチ。加賀屋も…

「「江戸しぐさ」入門 マンガ版」

新潟江戸しぐさ研究会。人間観"人みな仏の化身"、世界観"融合しぐさ"、江戸のこころ"思いやりのしぐさ"、いきなしぐさ、公共マナーの"往来しぐさ"、してはいけないしぐさ、女しぐさ、おつとめしぐさ…。よくまとまっていて面白いし分かりやすい。お心肥、三脱…

「ハゲタカ」上下

真山仁。バブル崩壊後の不景気に苦しむ日本に戻り、元NY投資ファンドの鷲津政彦は企業の買収、再生で実績をあげていく…。バルクセールの作り方(サブプライム問題の発端がよく分る)やゴールデンパラシュートを使った説得など、ハゲタカファンドの実体はなかな…