電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2008-07-29から1日間の記事一覧

「黄金の羅針盤~ライラの冒険シリーズ1」

フィリップ・プルマン。映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(id:zom-1:20080306#p1)の原作。世界的ベストセラーの冒険ファンタジー、カーネギー賞、ガーディアン賞を受賞だそうだがイマイチ文章も展開も面白くない、映画は比較的そのままの話。ニコールキッド…

「お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践」

勝間和代。住宅ローンの問題点、車を保有するデメリット、生命保険の問題点、金融商品の比較、ノーロード・インデックスファンドの勧め、と至極まっとうな内容。入門書としてはいいかもしれない。 http://www.amazon.co.jp/dp/433403425X/

「その子育ては科学的に間違っています」

国米欣明、サワダサワコ。育児、幼児教育を脳科学からの視点から見ているのが新鮮。脳の自己抑制力(自制心)を司る前頭前野の眼窩前頭皮質の発達の臨界期は3歳までにほぼ完了する、そこがポイント。(memo:快感原則、現実原則) http://www.amazon.co.jp/国米欣…

「日本の10大新宗教」

島田裕巳。批判でも無く、情報を淡々とまとめているけど、その内容は面白い。特に成り立ちからの様々な経緯に驚かされる。天理教、大本、生長の家、天照皇大神宮教と璽宇、立正佼成会と霊友会、創価学会、世界救世教、神慈秀明会と真光系教団、PL教団、真如…

「米国はどこで道を誤ったか~資本主義の魂を取り戻すための戦い」

ジョン.C.ボーグル。著者は米国最大の投資会社バンガード・グループの創始者。株主が犠牲になり経営者の利益のために運営される企業、機関投資家を代表するはずが長期的投資を疎かにしに短期的投資に走る投資機関、利益優先のミーチュアルファンド…、短期間…

「メディアアートの世界~実験映像1960-2007」

伊奈新祐。黎明期からの歴史もまとまっていて貴重な本だとは思うが、メディアアートというものを本で伝えるのが難しいというのも強く感じた。知っているものはよく分るが、体験した事ないものを説明されても、なんか意味が分らないものばかり。 http://www.a…

「診断名サイコパス」

ロバート.D.ヘア。米国における非行少年、詐欺師、家庭内暴力、幼児虐待者、カルト教団などの実例から見るサイコパス。内容的には網羅されているし、まとまっている。(memo:サイコパスの衝動的な行為は癇癪を起こした結果というより、目的を追求した結果であ…

「チェブラーシカ~全四話完全版」

ロマン・カチャーノフ監督、エドゥアルド・ウスペンスキー原作、レオニード・シュワルツマン美術監督、ジブリ美術館ライブラリー。オレンジの木箱に閉じ込められやってきた正体不明の生き物、チェブラーシカ(声:クララ・ルミャーノワ)。動物園に受け入れ拒否…