電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2008-07-30から1日間の記事一覧

「誰も書けなかった年金の真実」

辛坊治郎。年金問題についてある程度理解しているならば、分っている内容。例えば、年金で凄く徳する世代損する世代の境目はほぼ1965年とか。それを面白可笑しく、分かりやすく解説している。"誰も書けなかったような"内容では無い。 http://www.amazon.co.j…

「イギリス人はおかしい~日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔」

高尾慶子。京都祇園の元ホステス、ロンドン豪邸ハウスキーパーから見た英国人の生活のヘンな所。エピソード的には面白い、特にリドリー・スコットの所は笑わせる。英国礼賛でなくバランスが取れている所は好感が持てる。しかし、ハウスキーパーがこんな家庭…

「モンスター・ペアレント~ムチャをねじ込む親たち」

本間正人。学校に無理難題を要求し暴れまくる親、モンスター・ペアレントに対する分析と対処方法。コーチグの先生が教える方法では、なるほどと思わせる。関係ありそうな人には役にたつと思う。 http://www.amazon.co.jp/dp/4806129178/

「ジバク」

山田宗樹。外資系投資会社で年収2000万の麻生貴志42歳。同窓会で再会したミチルと出会う事で、インサイダー行為を持ちかける事になり…。「嫌われ松子の一生」(id:zom-1:20060717#p1)の著者。激しい転落人生、そのシチュエーションは面白いのだけど、主人公の…

「あなたは変われる~言葉や態度に傷つけられた心を救う本」

グレゴリー・L・ジャンツ。親子関係、職場、友人、恋人などの人間関係に潜む心理的虐待。実例、対処と分かりやすい。 http://www.amazon.co.jp/dp/4620315885/

「死因不明社会」

海堂尊。日本の死体解剖率は2%、先進国で最低レベル。無監査医療の現状を脱却するために画像診断(Ai)を導入すべきというのが骨子。この辺は「ナイチンゲールの沈黙」(id:zom-1:20071225#p2)でも「チーム・バチスタの栄光」(id:zom-1:20071208#p4)でも十分主…

「レバレッジ・シンキング~ 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術 」

本田直之。「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野への自己投資の方法論、なのだけど「レバレッジ・リーディング」(id:zom-1:20070205#p2)の焼き直しな印象。前著を理解していれば、分るような内容だと思う。 http://www.amazon.co.jp/dp/4492042806/

「八日目の蝉」

角田光代。1985年2月、野々宮希和子は不倫相手の家に忍び込み生後6ヶ月の赤ちゃんを連れ去る。赤ちゃんを薫と名付け、希和子は友人宅、老女の家、宗教まがいのエンジェルホームを転々とする…。前半は希和子の視点、後半は20年後薫(恵理菜)の二部構成。面白か…

「行動経済学~経済は「感情」で動いている」

友野典男。極めて合理的な判断をする"経済人"の考え方を元に構築されている経済学は実際の社会にそぐわない。感情、直感、記憶などの心理的な面を重視した、行動経済学の基礎の解説。分かりやすく、なにか納得出来なかった経済学の部分が腑に落ちて、かなり…