2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
9月30日に多摩テックとともに営業終了となるので行ってくる。ナトリウム塩化物温泉、循環で癖が無い感じ。効能も薄い感じ。展望は素晴らしいが昼間は日差しがまぶしくてのんびりできない。夜の方がいいかも。設備も少ないけど、まあ多摩テックとセットで考え…
9月30日で営業終了する多摩テックに行って来る。乗り物系のアトラクションばかりとか、子供向けのが多いとかのマイナス面はあるにしてもまだまだポテンシャルがある遊園地に感じる。やはり営業終了間際に行った向ヶ丘遊園地の寂れ感とはちょっと違う感じ。デ…
ソウル・ディブ監督脚本。18世紀後半、17歳の貴族の娘ジョージアナ・スペンサー(キーラ・ナイトレイ)はデヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)の元へ嫁ぐ事になるが、年の離れた夫の感心は男子の後継者を生む事だけだった…。実話ベース、Wiikipediaの情報と…
松岡正剛。「字統」、「字訓」、「字通」の字書三部作を書いた白川静について。著者の「17歳のための世界と日本の見方」(id:zom-1:20080105#p2)が面白かったので、なんとなく読んでみるが白川静に興味があったわけではないので、漠然と全体像だけしか分か…
クリス・アンダーソン。2004年ロングテールという言葉を作ったWired Magazine誌の編集長自身による、ロングテールの話…であるが、もっと単純な本かと思ったら意外に内容が深い。Web2.0というか、今後の社会全体の変化について論じている。「「みんなの意見」…
ジャネット・ロウ。投資家でバークシャー・ハサウェイのCEO、ウォーレン・バフェットの数々の発言から、成功哲学を解き明かす。1999年に出版された「ウォーレン・バフェット自分を信じるものが勝つ!-世界最高の投資家の原則」の改訂版。雑学的には面白く、人…
斎藤槙。フードマイレージ、スローフード、株主、グリーンMBAなどなど。一般の人には向いているかもしれないが、ある程度興味がある人なら当たり前の事が多い。"簡単な100の方法"というが、身近な方法は少ない。70までは詳しく書いているが、残り30は一行だ…
山本兼一。豊臣秀吉から死を命ぜられた千利休,、切腹の日まで利休が手元から離さなかった緑釉の香合には、高麗両班の娘との過去の秘密があった…。第140回直木賞受賞作。文章は読み易く明快、人間像も魅力的に描かれ、エピソードも分かりやすい。利休初心者に…
木村祐一監督。敗戦から5年の1950年(S25)、紙漉き産業が盛んな小さな村で、ブローカーの大津シンゴ(板倉俊之)は小学校教頭の佐田かげ子(倍賞美津子)、元軍人の戸浦(段田安則)、紙すき職人の橋本(村上淳)、写真館の花村(木村祐一)たちに、新千円札の偽札作り…
ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン監督。オズボーン・コックス(ジョン・マルコヴィッチ)はアル中のせいでCIAをクビになり、その妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中。オズボーンとの離婚を画策…
麻生太郎。外相時代の著書。日本国内は悪いニュースばかりだけど、マンガ、ロボット、車、カラオケなどなど捨てたもんじゃないモノがある、底力がある…って感じの内容。この文章の読み易さ、巧みさ、ソツの無さは逆に本人の文章とは到底思えない、優秀なゴー…
城山三郎。亡き妻の回想「そうか、もう君はいないのか」を執筆中の日々、悲しみ、老いの困惑などの71~79歳までのメモをまとめたもの。まだ、「そうか、もう君はいないのか」を読んでないので分からない部分もあるが、亡き妻を思い出す部分、自分の老いを自…
山本泰一郎監督、青山剛昌原作。東京、神奈川、静岡、長野で起こった6件の殺人事件では現場に謎のマージャン牌が残されていた。広域殺人事件として松本警視、目暮警部を筆頭に各県の刑事が集まり、探偵・毛利小五朗も捜査協力をする事になるが、コナン(声:高…
及川中監督脚本、竜騎士07/07th Expansion原作。1983(S58)年初夏、人口2000人足らずの鹿骨市雛見沢村。一年前に親の離婚で茨城から父親と共に雛見沢村に戻って来た竜宮レナ(松山愛里)は圭一(前田公輝)、魅音(飛鳥凛)たちと分校の生活を楽しんでいたが、父親…
ジーナ・プリンス=バイスウッド監督、スー・モンク・キッド原作「リリィ、はちみつ色の夏」。米国に公民権法が制定された1964年、4歳の時に母を失ったリリィ(ダコダ・ファニング)もいまは14歳。南部サウスカロライナ州シルヴァン郊外の桃農園で父T.レイと暮…
キャサリン・ハードウィック監督、ステファニー・メイヤー原作。母親の再婚を機に、アリゾナから父親の住むワシントン州の霧が多い小さな町フォークスへ引っ越したベラ・スワン(クリステン・スチュワート)。ベラは転入した高校で、謎のカレン家の一人、美男…
中村義洋監督、伊坂幸太郎原作。1975年、繁樹(伊藤淳史)たち早過ぎたパンクパンド"逆鱗"の最後のレコーディング曲「FISH STORY」には謎の一分間の沈黙があった。1982年、気の弱い大学生の雅史(濱田岳)は合コンの場で"いつか世界を救う男"と予言される。2009…
ジョン・ウー(呉宇森)監督。呉の孫権、周瑜(トニー・レオン/梁朝偉)、劉備らが赤壁で、魏の曹操(チャン・フォンイー/張豊毅)軍と対峙する中、孫権の妹・尚香(ヴィッキー・チャオ)は男装し曹操軍へ潜り込む。また曹操の策略による疫病のため、劉備、関羽、趙…
トム・ティクヴァ監督。ルクセンブルクに拠点を置く欧州の巨大銀行IBCC、その武器取引の情報を追うニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマン(ナオミ・ワッツ)とインターポール捜査官ルイ・サリンジャー(クライヴ・オーウェン)だが、捜査の先々で証拠や証…
ロン・ハワード監督製作、ピーター・モーガン脚本原作。1974年8月9日、第37代米国大統領リチャード・ニクソン(フランク・ランジェラ)は任期中に辞任した初の大統領となり、ホワイトハウスを去るTVの姿は世界で4億人が目撃する。英国、オーストラリアでトーク…
リチャード・ブックステーバー。筆者はMITからウォール街へ移りモルガン・スタンレー、ソロモン・ブラザーズのリスクマネージャー、デリバティブ開発を行っていた。1987年のブラックマンデー、1997年のアジア通貨危機と1998年ロシア財政危機からLTCMの経営危機…
フィリップ・マグロー、勝間和代訳。自己責任と自己認識が70%ぐらい、内容的にはありがちな自己啓発本と余り変わらない気がするがその自己責任と自己認識がかなり厳しいのが特長。勝ち組の上から目線、結果論、自己責任的発想とも思える。かなり疲れる生き方…
小島寛之。わずか150ページ足らず、不安定な資本主義、金融市場の混乱、不況、バブル、格差などなどの経済問題をケインズから考える…。フランク・ナイトの不確実性、経済物理学、意思決定メカニズムなど話題は豊富だが深さは無い。筆者のブログ(http://d.hat…
伊坂幸太郎。拝金主義の画商・戸田につきそう志奈子、泥棒を職業とする黒澤、カルト集団の教祖・高橋とその参謀・塚本、その信者で絵が上手い 河原崎は父に自殺され神に憧れる、サッカー選手・青山 と不倫関係の精神科医の京子、そして歩くバラバラ死体…。群…
真山仁。1年の海外放浪から帰国した鷲津政彦は、繊維業界の老舗・鈴紡を標的とするが、鈴紡は元銀行員の芝野健夫により買収防衛をするが…。「バイアウト」改題、「ハゲタカ」(id:zom-1:20080704#p1)の続き。買収劇のディティールが分かる所が面白い。物語的…
茂木健一郎。日本人には独創性、個性、創造力が無いという誤解、集団でひらめきを生む日本式の強みと言った内容。ノーベル賞、トヨタ、ロングテール、集合知、と言ったキーワードに脳科学的エッセンスを振りまいたエッセイの様な話ばかりで中身は薄い。茂木…
阿部彩。日本における貧困、特に子供の貧困について定義、政策、母子家庭、学歴社会、必需品など様々な角度からデータを検証していく。データ的に濃密で、それだけに堅苦しい部分も多く読むのに疲れる。余りに状況が深刻で広範囲で呆然としてしまう。努力す…
ザック・スナイダー監督、アラン・ムーア/デイブ・ギボンズ原作。ニクソン大統領5選後の1985年は米ソ核戦争目前。米国NY、かつてウォッチメンと呼ばれたヒーローの一人で引退していた通称コメディアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が何者かに殺される。…
エリック・ダーネル/トム・マクグラス監督。前作でNYセントラルパーク動物園から逃げ出しマダガスカルへ着いたライオンのアレックス(玉木宏)、シマウマのマーティ(柳沢慎吾)、キリンのメルマン(岡田義徳)、カバのグロリア(高島礼子)、そして4匹のペンギンズ…
ルイス.V.ガースナー。1990年の最高益の後に業界は一変、1993年160億ドルの赤字となるIBM再生のために送り込まれたルイス・ガースナー本人による話。本人による文章なので実にリアル。読み物として面白い。1990年のIBMの改革は、あっという間に日本まで広ま…