クエンティン・タランティーノ監督、脚本。パム・グリアー、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・デ・ニーロ。パム・グリアーのクールなかっこよさと70年台ソウルの音楽、それだけは良かったけど、他はイマイチ。まあ、俳優としてはサミュエル・L・ジャクソン、ロバート・デ・ニーロ、ブリジット・フォンダ、マイケル・キートン、ロバート・フォスターと豪華ではあるけど、それほどうまく使われているとは思えない。実際、ストーリ的にもうちょっと期待していたのだけど、あまりに平凡でがっかり。ラストの駆け引きはコン・ゲーム的な面白さがあるけど、あまりにヒネリが無い。計画も粗雑。最後の方の三者から観たおのおののストーリを展開させる手法なんか、「羅生門」とか連想させて、もうちょっと何かあるのかと思ったんだけど(^^;)。