電子竹林:Blog

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「奇妙な論理」だまされやすさの研究 - In the Name of Science - Martin Gardner

社会思想社、M.ガードナー10年ぶりぐらいの再読。「常識のウソ277」を読んで、著書マーティン・ガードナの名前を思い出して読んでみる。「科学の名において」-Inthe Name of Science-の二十五章のうちの十一章を選び出したもの。日本では「トンデモ本」として扱われる内容を真面目に検証していく。地球空洞説、反相対性理論、反進化論、人種差別、似非科学医療、アルゴン理論、ダイアネシックス、EPS/PKなどなど。原著は1952年だから、多少内容は古くなっている。新しい似非科学も出現しているので、新しい版も欲しいものである。