電子竹林:Blog

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「時雨の記」

澤井信一郎監督、吉永小百合、渡哲也、林隆三。昭和最後の年。渡哲也演ずる壬生(みぶ)、吉永小百合演ずる多江の二人が主人公。20年前の葬式以来、心に秘めていた恋が偶然の再会から純愛物語へと発展する。吉永小百合が華道の先生で北鎌倉に引っ込んで生活しているとか、なんか、もう出来すぎの設定で笑ってしまうし、渡哲也の訳の判らない力が入った演技が鼻につくし、もうどうしようもない。ハリウッドでも俳優が年を取ると「モンタナの風に抱かれて」なんてどうしようもない純愛物語作ってしまうけど…(^^;)。ところで、紅葉のシーンは多分、合成だと思う。