電子竹林:Blog

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「エリザベス」 - Elizabeth -

シェカール・カプール監督、ケイト・ブランシェットジェフリー・ラッシュジョセフ・ファインズジェフリー・ラッシュ。16世紀、ヘンリー八世と愛人アン・ブーリンの間に生まれたエリザベス(ケイト・ブランシェット)は、一度は反逆罪に問われながら25歳でイングランド女王に即位する。レスター伯(ジョセフ・ファインズ)との恋愛、各国との駆け引き、陰謀、裏切りの交錯する歴史劇。時代背景的が難しいという前評判を聞いたが、フランス、スペイン、英国の関係やプロテスタントカソリックの対立ぐらいで、単純にそれらとエリザベスの力関係で、判りやすく面白かった。豪華な衣装、装飾がいい。薄暗さと埃っぽい映像が、重厚さと残虐さを上手く表現している。監督にインドのシェカール・カプールを抜擢したというのも、驚き。