電子竹林:Blog

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「ロミオ・マスト・ダイ」 - Romeo Must Die -

アンジェイ・バートコウィアク監督、ジェット・リーアリーヤアイザック・ワシントン。ジェット・リーというよりは、リー・リンチェ(李連杰)という方が今だしっくりくるのだけど、ハリウッドにおいては、「リーサル・ウェポン4」ですでに魅力的な悪役としてデビューしているジェット・リー。今回は主役。香港の刑務所の中で弟の死を知ったハン(ジェット・リー)は、一人脱獄し、オークランドへ向かう。中国系ギャングと黒人ギャングが対立している中、弟の死の謎を解明していく…。破綻している部分、説明不足も多く、ストーリは面白くないが、アクションはそこそこ面白い。"X-Rayバイオンレス"なんて訳の判らない宣伝の仕方をしているSFXも、新鮮みがあっていいし、ワイヤー・アクションも効果的。細かいアクションのギャグの入れ方がいかにもジャッキー・チェンの真似っぽいのが残念だけど、まあ、魅力はある。タイトルから、ジェット・リーが「ロミオとジュリエット」のロミオ、黒人のギャングの娘トリシュ( アーリヤ)がジュリエットという役柄なはずなんだが、まったく意味が無い気がする。