電子竹林:Blog

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「五条霊戦記/GOJOE」

石井聰亙監督脚本、中島吾郎脚本、隆大介、浅野忠信永瀬正敏岸部一徳國村隼船木誠勝勅使川原三郎。平安末期、"遮那王"こと源義経(浅野忠信)は五条大橋で平家武者を次々と切り殺し、鬼と恐れられていた。一方、啓示を受けた弁慶(隆大介)は五条大橋に鬼退治に出かける…。予告編はあんなに面白そうだったのに、イマイチ。弁慶の隆大介の演技は良かった。それに対して浅野忠信はダメ。殺陣をほとんど、短いカットのつなぎでごまかしているのが気になる。2時間17分はこの物語にしては長過ぎる。ストーリ的には面白いのだけど、もっと刈り込んでテンポをよくすればずっと面白くなったと思う。あと、殺陣の短いカットは香港映画を気取っている感じがするが、悪い部分だけを真似していると思う。誤魔化しは、やはり誤魔化し。しかし、物語に女っ気が無いのは、意図的なもんだろうか?