電子竹林:Blog

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「魔弾」☆ - The Master Sniper - Stephen Hunter

スティーヴン・ハンター 玉木亨訳 新潮文庫「極大射程」、「狩りのとき」のスティーヴン・ハンターの1980年の処女作。第二次世界大戦の末期、小説家志望のシュムエルがユダヤ人収容所で目撃した兵器「ヴァムピーア(吸血鬼)」。ヴァンピーアを手に標的に迫る狙撃の名手レップ中佐、それを追う米軍戦略事務局(OSS)のリーツ大尉。レップの追う標的は謎のままラストまで引っ張ていく力は見事。兵器へのこだわりも相変わらず。というか、その原点がここにある。