電子竹林:Blog

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「最終審判の日」- The Last Day - Glenn Kleier

グレン・クライアー 内田晶之訳 徳間書店1999年のクリスマス、イスラエルに流星が降り、軍の秘密のバイオテクノロジー研究所が破壊される。2000年が到来した瞬間、聖地エルサレムで大地震に見舞われる、不思議な能力を持つ娘ジーザが奇跡を起こしていく。それを追う、WNNテレビのレポータのフェルドマン、同局のカメラマンのシシー、WNNカイロのエリン、フェルドマンの恋人アンケ、またローマ教皇ニコラウス六世などなど。新千年紀の始まり、救世主の復活、バイオテクノロジーなど「イエスの遺伝子」、「聖なる血」と同じ様な設定。最初のノリの良さに比べてラストはすっきりしないのは「聖なる血」と同じかな。救世主の肌が抜けるような白さというのは地理的、人種的に非常に違和感があるが、科学的な説明を付けている。現在のキリストのイメージから抜けられない、無理な感じがするが。