クリス・ナオン監督、リュック・ベッソン製作脚本、コーリー・ユエン アクション監督、ジェット・リー、ブリジット・フォンダ、チェッキー・カリョ。麻薬密売人逮捕のために中国からやってきた秘密捜査官リュウ(ジェット・リー)。指揮をとるフランス警察のリチャード警部(チェッキー・カリョ)の罠にはまりに追われる身になる。麻薬中毒のジェシカ(ブリジット・フォンダ)も事件に巻き込まれる…。ベッソン絡みという事で期待も大きかったけど、「TAXi」みたいな詰まらないのもあるので不安半分。しかし雑な面もありながら、面白かった。「リーサル・ウェポン4」と共にアクション監督をコーリー・ユエンにまかせているせいかジェット・リーの動きもよく、香港のアクションとフランスのスタイリッシュな映像が上手く融合している。最後は「レオン」か、って雰囲気で新鮮さは無いんだけど、後味はいい。ところでジェット・リーよりは、リー・リンチェイ(李連杰)の方がかっこいいと思うんだけど。