電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ブロウ」 - Blow -

テッド・デミ監督、ジョニー・デップペネロペ・クルスフランカ・ポテンテレイ・リオッタポール・ルーベンスマサチューセッツ生まれのジョージ(ジョニー・デップ)は移り住んだカリフォルニアで、幼なじみのティナ(イーサン・ラブリー)、恋人のバーバラ(フランカ・ポテンテ)と共に、麻薬のビジネスを始める。マリファナの元締めゲイのデレック・フォーリール(ポール・ルーベンス)を紹介され、東海岸への流通、メキシコから小型飛行機での密輸などとその手を広げていく…。ヒッピー、フラワー・チルドレンなど時代的な背景のドキュメンタリーとしても面白いのが、「フォレスト・ガンプ」に似ている。70年代後半から80年代、コカインの実に80%以上がジョージのコカインルートを通じて持ちこまれていたというのが凄い。ジョニー・デップを始め、なかなかいい演技。マーサ(ペネロペ・クルス)の登場シーンの美しさと、その後の変貌なんかもかなりの見物。面白かった。