電子竹林:Blog

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「サンキュー、ボーイズ」- Riding in Cars with Boys - Beverly Donofrio

ビバリー・ドノフリオ 鹿田昌美角川書店 著者の自伝小説。1960年代、文才があり作家を夢見ていたビバリー・ドノブリオ、どこにでもいる生意気、反抗的で異性に夢中なティーンの彼女はレイ・ハセックと知りあい、15歳で妊娠。高校は中退、レイの気持ちは冷めかかりながら結婚、レイは飲んだくれて仕事もおろそかになり、そして離婚。ベトナム戦争、ヒッピーの時代を息子ジェイソンを一人育てながら作家になる夢を果たそうと努力する…。ドリュー・バリモア主演で同名で映画化されているけど、映画は未見。原作の方が面白いという噂で読んだけど、イマイチだった。文章も陳腐、展開も先が見えて面白くないのだけど、どうもつまらない半生をダラダラと語られているようでちょっと疲れる。