電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ジョンQ - 最後の決断」- John Q -

ニック・カサヴェテス監督、デンゼル・ワシントン、ロバート・ヂュヴァル、アン・ヘッシュジェームズ・ウッズレイ・リオッタキンバリー・エリスイリノイ州シカゴ、ジョン・クインシー・アーチボルド(デンゼル・ワシントン)は妻デニス(キンバリー・エリス)、息子マイク(ダニエル.E.スミス)の三人家族。マイクの心臓に欠陥が見つかり、心臓移植が必要となるが、会社の保険は勝手に変更され、さらに移植待機者名簿に乗せるために手術費の30%7万5000ドルが必要となる。ジョンは心臓外科医ターナー(ジェームズ・ウッズ)に銃を突きつけ緊急病棟の立て篭もる…。ストーリ展開にまったく意外性がなく、先が見えてしまい飽きてしまう。さらに登場人物も人質、医者、警官、近所の人々がステレオタイプで面白みが無い。基本的には感動作なのだけどこれでは物語として楽しめない。間抜けなSWATとその計画や、細部の出来も悪い。交渉役グライムズ警部補(ロバート・デュヴァル)はもっと活躍していいし、存在としてはワイルドカードと思われた冷酷なホープ記念病院院長レベッカ・ペン(アン・ヘッシュ)もちょっと平凡で活かされてない。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007KIL2/249-2855219-2673142