リー・タマホリ監督、ピアース・ブロスナン、ハル・ベリー、トビー・スティーブンス、ロザムンド・パイク、リック・ユーン、ジョン・クリース、ジュディ・デンチ。英国秘密諜報部員ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)は、北朝鮮で大佐の暗殺を実行するが捉えられ、14ヶ月にわたり拷問が続く。大佐の部下ザオ(リック・ユーン)との捕虜交換で自由の身になったボンドは、諜報部員の資格を剥奪されるが、単身、ザオを追いキューバのDNA治療を行う病院へ潜入する…。捉えられ拷問に苦しむ姿は007らしくない感じもするが、全体にはスピード感がいい。最期の戦いは派手で良いが、ちょっと能天気過ぎて粗っぽい。ジンクス(ハル・ベリー)は007を越えてカッコよすぎ。全体では、リー・タマホリの良さはあまり出てない、というかタマホリは007向きじゃないでしょ。