電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「海猿 ウミザル」

羽住英一郎監督、佐藤秀峰原作。海上保安官の1%人命救助のエキスパートの潜水士の訓練、原作では三巻後半からの部分。「踊る大捜査線 THE MOVIE」のスタッフというのが裏目に出て、ノリはいいが雑な部分が目立つ。訓練描写なんかいいのだけど、物語の展開が粗い。恋愛部分担当の環菜(加藤あい)は取って付けた様な存在だし、香里奈はとりあえず出しましたって感じ、前半見せ場を独占する工藤始(伊藤淳史)はあまりに可哀想な最後。原作ではメチャ最後がかっこいいのに。全体に原作のエピソードの方が自然でよかった。おまけに男の全裸満載のサービスカットがなぜか不自然に多い。

潜水士の訓練の映画というと、「ザ・ダイバー」(men of Honnor)と比較してしまうか。

http://www.umizaru.jp/