アンドリュー・ラウ/アラン・マック監督。最終日最終回でやっと観られた。第1作(id:zom-1:20031025)はイマイチな感じがしたのだけど2作目はいい。最初、登場人物の多さに混乱したが、中盤から緊張感がある物語の展開に引き込まれる。若手二人、ラウ(エディソン・チャン)とヤン(ショーン・ユー)の活躍があまり無いが、中堅のウォン警部(アンソニー・ウォン)、ハウ(フランシス・ン)は存在感があり、特にサム(エリック・ツァン)が素晴らしくいい味を出している。この三部作で香港ノワールの「ゴットファーザー」を作ろうとしているのだろうか。しかし第3作でまた、ラウ=アンディ・ラウ、ヤン=トニー・レオンになるのは混乱するなあ。
