ミシェル・ゴンドリー監督、チャーリー・カウフマン脚本。ジョエル(ジム・キャリー)は、喧嘩別れした恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が、自分との想い出を消してしまった事にショックを受ける…。誰にでも有る忘れてしまいたい記憶、それを追及する事により、記憶、想い出、人生の本質を問い掛ける。カウフマンうまい。固定的イメージが強いジム・キャリーとケイト・ウィンスレットを使うのは冒険だが、上手く役にはまっている。俳優としての広がりを感じた。物語としては単純、中盤ちょっとダレるがラストのまとめ方は見事。アカデミー脚本賞。