犬童一心監督、あだち充原作。双子の兄の達也(斉藤祥太)は何をやっても中途半端、弟の和也(斉藤慶太)はスポーツ万能で成績優秀。兄弟の様に育った隣に住む南(長澤まさみ)の夢、甲子園のために野球部エースの和也は西東京大会を勝ち進んで行く…。あまりに有名な原作で説明する事も無いだろうが…1981年の連載からアニメには数多くなっていながら実写化されなかったのは、南を誰が演じても非難の嵐になったからだろう。すでにコアな南ファン(^^;)も十分に大人か。実際、観客は斉藤兄弟のファンが中心。長澤まさみの南はギリギリ可ぐらい。翌年の地区大会決勝戦までの物語の中、事故までに50分使っているので、後半はかなり駆け足なのはしょうがないか。ま、全体に見ればソツなく仕上っている感じ。さすがに主題歌が"～星屑ロンリネス”とかかると盛り上がるんだが、なぜ岩崎良美バージョンじゃない?
