電子竹林:Blog

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「ジャーヘッド」- Jarhead -

サム・メンデス監督、A・スオフォード原作。祖父も父も海兵隊、離婚した両親、精神病院に入院している妹などの現実から逃避するために海兵隊に入隊したスオフォード(ジェイク・ギレンホール)は、サイクス三等曹長(ジェイミー・フォックス)に認められ偵察狙撃部となる。1990年8月2日イラククウェート侵攻によりスオフォードの第7海兵連隊もサウジアラビアに派遣、1991年1月17日ついに米軍の侵攻が始まる…。著者が海兵隊員自身という点で、一兵士の視点に終始し続けそこがリアル。大局的視点も無いが、そこが逆に怖い。「フルメタル・ジャケット」あたりと比較されるだろうけど、兵士の視点とリアルさという点ではこっちの方がいい。全体には地味だし、洗練されてない所も多いけど。兵士の士気向上のために「地獄の黙示録」を観るシーンがあるけど、マジ??

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