カリン・クサマ監督(「ガールファイト」)。2011年突如出現したウィルスにより生命の99%が死滅、科学者グッドチャイルドのワクチンにより生き残った500万人の人類は、防護壁で守られた病気も飢えも無い都市ブレーニャを作り上げる。2415年イーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)ら反政府組織モニカンはグッドチャイルドの独占的政府に対抗するが…。予告編からして期待度ゼロ、諦めムードでの鑑賞だったので、やはりこんなモンか的感想。後から考えると世界観など結構面白いのだが、ホントに上っ面だけ。元々、MTVの短編アニメ用映画に作られたのがベースになっているからか、製作のゲイル・アン・ハード(「アルマゲドン」、'90年代以降壊滅的駄作ばかり)の安直さのせいか。面白くなりそうで、ならない所が「ゴッド・ディーバ」みたいな印象。シャーリーズ・セロン、なんでこんなのに出ちゃったの?(53)
