電子竹林:Blog

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「プラド美術館展」

東京都美術館。スペイン首都マドリッド、16世紀以降の王室コレクションを集め1819年フェルナンド7世によって開設されたプラド美術館からの81点、2002年にも日本で公開されたがそれは未見。5部構成でスペイン絵画、16-17世紀のイタリア絵画、フランドル・フランス・オランダ絵画、18世紀宮廷絵画(ロココ)、ゴヤ。マイナーというかほとんど知らない人が多かった。「ダ・ヴィンチ・コード」や若桑みどりの本の影響で素人ながら図像学/象徴学的に見てしまう。好きなのは「盲目の彫刻家(触覚の寓意)」ジュゼッペ・デ・リーベラ、「皇妃マルガリータ・デ・アウストリア」(フェリペ4世の娘)マルティネス・デル・マーソ、「狩猟の獲物、野菜、果物のあるボデゴン」サンチェス・コタン、「花卉」アンドレア・ベルヴェデーレ、「フェリペ3世の教育の寓意」ユストゥス・ティール…やはり寓意が読み取れるのが面白い(^^)。平日昼間というのにかなりの混雑、土日だったら大混雑でしょう。

http://event.yomiuri.co.jp/prado/