デイル・ドーテン。出張帰り、大雪のために足止めされたシカゴ空港で知り合った老人は有名な実業家マックスだった。彼から受けるアドバイスで仕事の考え方がどんどん変わって行く…。物語風のビジネス書、短く分かりやすく内容は豊富。Vison->Plan->Do->Seeという汎用スタイルをあっさり否定し、単純なスタイルに集約させる。"あるべき状態より、良くあること"、"試す事は簡単だが、変わる事は難しい"、"新しいアイデアとは、新しい場所に置かれた古いアイデア 遊び感覚で色々やって、成り行きを見守る","試してみる事に失敗はない"、"試してみた結果失敗に終わったんじゃない、試す事自体が欠落していたんだ"、"人生とはくだらない事が一つまた一つと続いていくのではない、一つのくだらない事が何度も繰り返されるていくのだよ"、"何度となく表を出すコインの投げ手は、何度となく投げているのだ"…んー、含蓄に富んでいる。
