電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「サンキュー・スモーキング」- Thank you for Smoking -

ジェイソン・ライトマン監督(長編初、親はアイヴァン・ライトマン)、クリストファー・バックリー原作(「ニコチン・ウォーズ」未読)。タバコ業界の宣伝マン、タバコ研究アカデミーのニック・ネイラー(アーロン・エッカート)はやり手のスポークスマン。タバコのパッケージにドクロマークを入れようとするフィニスター上院議員(ウィリアム.H.メイシー)の対抗策が最大の懸案事項だったが…。もうちょっとシニカルで毒があるのかと思ったが、結構まともでストレート。微妙な笑い所もいいツボをついてきて、全体に悪くは無いけど平凡な印象も残る。ATF(アルコール・タバコ・銃器)、死の三大産業の広報担当が毎週会っての飲み会が凄い。タバコでは毎日1200人死んでいるのに、銃ではたったの30人とか自慢し合う(^^;)。ちなみに一回も喫煙シーンが無い。

http://www.foxjapan.com/movies/thankyouforsmoking/