電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「待合室」

板倉真琴監督脚本。過疎が進む岩手の寒村、IGRいわて銀河鉄道小繋駅。待合室に置かれた"命のノート"に旅人が悩みや様々な思いを書きつらね、駅前で酒屋を営む和代(富司純子)はそれに返事を書き続けていた…。新聞に掲載された実話を元にした物語、基本的にいい話。物語自体はいい話を押しつけがましく無く描き、地味だけど展開も悪くない。実の親子である富司純子寺島しのぶが現在と過去を演じるというのが見所だが、二人の演技はちょっと固く感じる。演出的な問題か。他の役者が、ダンカン、あき竹城、斉藤洋介市川実和子と癖が有る人が多いのが、なんか不思議。(撮影はVIPER、非圧縮フィルムストリームモードを持つHDカメラ)

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