ガブリエレ・ムッチーノ監督。1981年サンフランシスコ、医療機器のセールスをするクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は5歳の息子のクリス(実子、ジェイデン・スミス)のよき父だが、パートナーとも不仲になり、セールスは思う様にいかず、アパートも追い出されそうなる。そんな時に証券会社の株式仲買人養成コースへ申し込む事になるが…。主人公はGardner Rich & Coの創設者で現CEO、21ドルから億万長者になった成功物語ベースというが、ここまで感動出来ない映画も珍しい。様々な苦労も本人の計画性の無さから来ているし、周りには迷惑かけ放題だし、まったく同情出来ない。成功物語より親子関係に焦点を当てようとしているのは好感が持てるが、詰まらないエピソードの連続だし、息子が犠牲になっている様にしか見えなかった。
