電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「天国は待ってくれる」

土岐善將監督(初監督)、岡田惠和脚本原作(初小説)。東京築地、新聞記者の宏樹(井ノ原快彦)、銀座の文房具店で働く薫(岡本綾)、卸問屋の武志(清木場俊介、元EXILE)の三人は小学校からの親友。ある日、武志は宏樹の目の前で薫にプロポーズするが…。「ちゅらさん」などの脚本家の岡田惠和が自らの小説を脚本。普通に作れば30分ぐらいの物語を延ばしに延ばしているので、中身の薄~い事。男女の友情を描くとは言うが、エピソードも何の目新しさもなく、演出も冗長。一片たりとも誉める所が見つからない。ルビッチ唯一のカラー作品にして名作(1943年)とタイトルが同じというのも許せん。

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