電子竹林:Blog

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「アルゼンチンババア」

長尾直樹監督脚本、よしもとばなな原作。小さな田舎町の高校生のみつこ(堀北真希)の母親が死んだ日、墓石彫りの父親(役所広司)は姿を消した。半年後、町外れの草原に立つちょっと頭がおかしいと噂されるアルゼンチンババア(鈴木京香)の家で父親が見つかる…。「鉄塔武蔵野線」の監督なのでちょっと期待があったが、物語は大筋ではいいとしても演出が全体的にイマイチ。原作は未読だけど面白いんでしょう。そもそも鈴木京香が一瞬たりともババアに見えない。夏木マリあたりがぴったりでしょう(そのまま過ぎるか?)。役所広司は手堅いが、堀北真希はいい面が出てない。見所はセーラー服姿ぐらいか。「誰も知らない」(id:zom-1:20040822#p1)のコンビニ店員でいい味だしていたタテタカコが音楽。ババアの部屋に「MACWORLD」多分英語版、が置いてあったのが気になる。原作と一緒で奈良美智が絵を描いている。(追記:原作を読む id:zom-1:20070617#p7)

http://www.arubaba.com/