2007-04-09 「終末のフール」 Book 伊坂幸太郎。2xxx年、8年後に小惑星が落ちてきて人類が滅亡すると発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した中、仙台市北部の団地に住む人々は三年後に滅びる世界をどう生きるか…。8つの物語の構成からなり、登場人物が要所要所で交差していく。状況設定からシミュレーション的に市井の人々を描いた視点は面白い。電力水道その他の様々な無理な所に目をつぶれば楽しめるし、すっきりとした読後感。 http://www.amazon.co.jp/dp/4087748030/