電子竹林:Blog

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「プロヴァンスの贈りもの」- A Good Year -

リドリー・スコット監督、ピーター・メイル原作。ロンドンの豪腕トレーダー、マックス(ラッセル・クロウ)の元に叔父ヘンリーの訃報が届く。ヘンリーは英国人でありながら南フランスのプロヴァンスで葡萄園<ラ・シロック>を営み、マックスは子供の頃そこでヴァカンスを過ごしていた…。原作は未読だが、ピーター・メイルらしい、都会人がプロヴァンス人間性を取り戻して行くという設定。テーマも明解だし、脇役もみんな活き活きしていて、プロヴァンスの葡萄園も町並みも自然も素晴らしい。ただ、ラッセル・クロウの演技だけが不似合いで、他の俳優だったら良かったのにと思わせる。子供時代は「ネバーランド」のフレディ・ハイモアが演じているけど、あの子がクロウになるとは信じたくない(^^;)。もともと"ケース3万フランのブティック・ワイン"の記事を読んだリドリー・スコットが映画を前提にメイルに原作を書かせたものらしい。公式サイト↓は何故かフランス政府観光局のオフィシャルサイト内。

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