電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「プランB~エコ・エコノミーをめざして」

レスター・ブラウン(ワールドウォッチ研究所)。経済発展を推進するAプランに対し、循環型社会を推進するプランBへの転換をはかり、人口の安定化、貧困の撲滅、気候の安定化を実現する事を提唱…。ネガティブな未来像ばかりを描き恐怖をあおる環境問題とは違って非常にポジティブなのは良い。プランBとは水の利用効率を1.5倍に、土地の生産性を高め、炭素排出量を半分に減らし、人口安定や基礎教育やエイズなど社会的課題に取り組む…と目標は具体的だが実行は簡単では無い。去年、「プランB2.0」が出版されていたらしい。(memo:人類全体の需要が初めて地球の再生能力を超えたのは1980年ごろ)(memo:1950年25億人、2000年61億人、この50年間の人口増加は人類誕生から400万年の人口合計を上回る)(memo一日に:必要な飲料水は4リットル、食料生産に必要なのは500倍の2000リットル、肉だと4000リットル以上)(memo:表土が2.5cm失われる毎にトウモロコシの生産量は6%減)(memo:点滴灌漑が効率がよい)(追記:「ロハスの思考」(id:zom-1:20070312#p1)に福岡伸一とブラウンの対談がある)

http://www.amazon.co.jp/dp/4948754161/