電子竹林:Blog

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「パンズ・ラビリンス」- Pan’s Labyrinth -

ギレルモ・デル・トロ監督脚本制作。1944年スペイン、内戦で父を亡くしたオフェリア(イヴァナ・バケロ)は妊娠中の母カルメンと共に、独裁政権軍のヴィダル大尉(セルジ・ロペス)に引き取られ森の中の砦に住む事になる。オフェリアは妖精に導かれ、迷宮の番人パンと出会うが…。スペイン、アメリカ、メキシコの合作、2007年のアカデミー賞で撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞。予告編の印象は子供向けファンタジーなのに何故かPG12…と思っていたらかなりダークな映画。ファンタジーよりは、戦争という極限状態での人間を描く部分が中心。救いも無く残酷ではあるが物語として上手く出来ている。後に深い印象を残す映画。ファンタジーだと思って子供を連れて行くとエライ事になると思う…。

http://www.panslabyrinth.jp/