電子竹林:Blog

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「王と鳥」- Le Roi et l’Oiseau -

ポール・グリモー監督、ジャック・プレヴェール脚本、アンデルセン原作「羊飼い娘と煙突掃除人」。砂漠の中のタキカルディ国のシャルル5+3+8=16世は"やぶにらみの暴君"と呼ばれ恐れられていた。ある夜、肖像画の羊飼い娘と煙突掃除人が絵を抜け出すが…。ジブリ美術館ライブラリー。1952年「やぶにらみの暴君」として公開されたが、1967年に不満に思った監督が権利を買い戻しその後10年かかって改変、1980年に公開したもの。宮崎駿高畑勲ほか多数のアニメーターに影響を与えたという歴史的興味が大きかった。1952年の作品とは思えない斬新なアイデアに溢れていてSFっぽさもある。「カリオストロの城」の塔や巨神兵のイメージの源泉を感じる。アニメ史上初といわれる搭乗型巨大ロボットが登場。

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