電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「夜は短し歩けよ乙女」

森見登美彦。新入生の"黒髪の乙女"に想いを寄せる大学4年生の”先輩"、先斗町、古本市、大学祭、風邪が蔓延する街で起こす珍事件の数々…。2007年本屋大賞2位、第20回山本周五郎賞。天然キャラの乙女のキュートさ、一途な先輩の純真さ、その純愛物語を覗き見る読者はいつしかこの先輩を懸命に応援する事になる。ややライトでファンタジー、なかなか面白かった。京都を舞台に主人公が大学生という事で「鴨川ホルモー」(id:zom-1:20070305#p2)を連想させる。「ラ・タ・タ・タム」は実在の絵本だったのか、なむなむ。

http://www.amazon.co.jp/dp/4048737449/