電子竹林:Blog

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「雪の女王-新訳版」

レフ・アタマーノフ監督、H.C.アンデルセン原作。北の国、雪の女王に連れ去られた愛するカイを探すため少女ゲルタが旅に出る…。ジブリ美術館ライブラリー。1957年のロシア・アニメーションでロシア語版。プロパガンダの香りは微塵もなく古き良きロシア芸術の精神を感じる。特別上映以外ではほとんど劇場にかかる事が無く、宮崎駿東映動画に入社した頃に練馬の公民館で観たらしい。当時の技術としては表現方法は素晴らしい。今でも十分に観られるが日本の1958年「白蛇伝」も負けてないと思った。しかし時代で比べると、それよりさらに前の1952年「王と鳥」(「やぶにらみの暴君」、id:zom-1:20071102#p1)やディズニーの方が凄いけど。

http://www.ghibli-museum.jp/snowqueen/