キム・ヨンファ監督、鈴木由美子原作。身長169cm体重95Kgのカンナさん(キム・アジュン)、取り柄は天性の歌声で美人歌手アミのゴーストシンガーとして働く。ある日、憧れの音楽プロデューサー・サンジュ(チュ・ジンモ)の本音を盗み聞きショックを受け、全身整形をする事を決意する…。原作は読んでいるんだけど「アンナさんのおまめ」、「ビバ山田バーバラ」、「カンナさーん」(深谷かほる)あたりがごっちゃになってよく覚えてない、でも原作とはほとんど関係ない。一般人でも整形が多く、芸能人は整形だらけという韓国の事情を逆手に取った設定はなかなか上手く、恋愛ものとしても成功している。最近イマイチなのが多かった韓国映画の中では久しぶりに好きな映画。キム・アジュンはみんなが驚くほどの美人、というほどじゃないのが残念だけど(主演女優の条件が整形してないこと、だったから??)。
