電子竹林:Blog

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「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」-Sweeney Todd:The Demon Barber of Fleets Street-

ティム・バートン監督、スティーヴン・ソンドハイム作詞作曲。19世紀のロンドン、ターピン判事(アラン・リックマン)に無実の罪で捕らえられ妻も娘ジョアンナも奪われた男ベンジャミン・バーカーが15年後に脱獄、スウィーニー・トッド(ジョニー・デップ)と名を変え、フリート街のミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)のパイの店の二階で理髪店を始めるが…。元のミュージカルは未見。一度ティム・バートンで映画化の話があって、結局ジョン・シュレンジャー監督(「マラソン マン」,「真夜中のカウボーイ」)により'97年に映画化。それは観ているけど、善悪がなんか噛み合ないようなピンと来ない映画化だった。今回は多分、ミュージカル版に忠実。ジョニー・デップ初のミュージカルで頑張ってはいるけど、声は向いてないかも。全体には上手く構成された物語を素直に使って、不気味趣味な映像をトコトン見せてくれて悪くない。ミュージカルと血が嫌いじゃなくてブラック・ユーモアがあれば面白く観られるとは思う、まあ人を選びそう。この話を小学生が学芸会でやるというシーンを2,3度映画で観た事あるけど、あれはギャグなんだろうか、マジにあるんだろうか??

http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/