電子竹林:Blog

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「算法少女」

遠藤寛子。算法家で医者の父・千葉桃三(壺中隠者)から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、旗本の子弟水野三之助観が奉納した算額に誤りを見つける。久留米藩主の有馬侯は、あきを姫の算法指南役にしようとするが、関流の藤田貞資の画策によりあきは中根宇多と算法の戦いをする事に…。復刊ドットコムにより2006年ちくま学芸文庫から復刊。ジュブナイル小説ではあるが、内容も話の展開も上手く読み応えがある。今年は和算家・関孝和の没後300年なので読んでみた。(memo:万葉集の九九:獅子(しし)→十六)

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