電子竹林:Blog

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「カンフーくん」

小田一生監督VFX。中国・少林寺で武術を学ぶカンフーくん(チャン・チュワン/張壮)は幼いながら三十六房の試練のうち三十五房まで進む。最後の試練の敵がいるはずの日本に飛ばされたカンフーくんは、東京の下町ニュー幸楽の泉ちゃん(泉ピン子)と出会うが…。「実録・連合赤軍」が朝から満席、立ち見で3時間以上は辛いので諦め、ついつい観てしまった映画。出だしの少林寺のシーンは意外に武術がちゃんとしていたの驚いたが、日本に来てからはまるで駄目。日本の役者が全員、武術が出来ないのが辛い。太極拳の達人という設定の泉ピン子の体はまるで動いてないし、ちょっとは練習してから役に望んで欲しいもんだ。設定はそれなりに面白いんだけど、展開や演出はまるでつまらない。矢口真里が小学生なのは笑える。重要な役をやると大抵は映画を駄目にする西村雅彦は、やっぱり台無しにしていた。

http://www.kung-fukun.jp/